専門学校の種類と特徴

専門学校の種類と特徴

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専門学校ってどんな学校?

専門学校は、職業に密接した専門教育機関。看護、美容やコンピュータを活用する情報技術など、社会で必要とされる知識や技術を専門的に学ぶことができる学校です。

専門学校の設置者

専門学校は、運営している主体(設置者)によって「国立」「公立」「私立」の3つに分けられます。

公立の専門学校は都道府県や市町村が設置しており、特に看護系の専門学校が多いのが特徴です。
私立の専門学校は全国の専門学校のおよそ90%を占め、多様な分野と学科を展開しています。

学び特徴

専門学校では、学べる内容が非常に幅広く、文部科学省はそれらを「教育分野」と「教育系統」に分類しています。修業年限は1年から4年迄(多くは2年)教育課程は昼間部、夜間部を主体とし、ライフスタイルに合わせて通学しやすいのも特長です。卒業後の進路の多くは就職ですが、一定の基準に従った学校の卒業から大学に編入学をする人もいます。

種類概要詳細ガイド
教育分野文部科学省が定めた8分野。例:工業、医療、商業など教育分野の詳細を見る
教育系統各分野をさらに細分化した62の系統。例:看護など教育系統詳細は教育分野から

専門学校の学びを分かりやすく整理:

ナレッジステーション独自分類
将来の就きたい仕事をイメージして、ズバリ学校を探せるのがナレッジステーションの特長です。文部科学省の「教育分野」分類と合わせて、より具体的に、仕事から探せる情報を用意しています。

専門学校の探し方の違い

探し方の分類特長
文部科学省の分類教育分野(8分野)、教育系統(62系統)で分類。やや大まかだが体系的。
ナレッジステーション約70の“仕事系統”ごとに専門学校を一覧化。より具体的に探しやすい!

比較大学での学び


大学での学びは広く、深く。また、理論や学問の探究を中心に、幅広い知識や思考力を身につけることが目的です。
専門学校では、将来の就きたい仕事に直結する学びを集中的に行うという違いがあります。

また、入試の難易度にも違いがあります。国立大学や有名私立大学では、入学のために高度な入試対策が求められます。卒業後の進路も多様で、大学院に進学する人も多く、学問をさらに深める傾向があります。

専門学校と大学の違い – 比較表

比較項目専門学校大学
教育の目的職業に直結するスキルや資格の習得理論・学問の探究、幅広い知識の習得
学びの内容実技・実習が多く、現場で役立つ力を育成講義中心、研究や分析による理解深化
修業年限1~4年(多くは2年)通常4年(医療系などで6年も)
入試の難易度基本は書類選考や面接が中心難関校では高い学力が求められる
進路の傾向卒業=即戦力として就職就職 or 研究職や大学院進学など多様
取得資格・学位専門士・高度専門士など学士号・大学院進学で修士・博士取得可能
大学調べもナレッジステーションで!

ナレッジステーションでは、「日本の大学」ページで、全国の大学を学問の系統(全89種類)、設置者別、地域別に検索できる人気コンテンツを用意しています。大学について詳しく知りたい方は、ぜひご活用ください。

短期大学での学び

短大は、「2年間で学士に準じる教養や専門性を身につける」ことを目的とした学校です(修業年限3年の学科を設置している短大もあります)。学び分野で多いのは保育士・栄養士・歯科衛生士など。
近年は、大学への改組や学生募集停止が進み、短大を取り巻く環境は変化しつつあります。短大について詳しく知りたい方は、「学びの目的」から全国の短期大学をお調べください。

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