専門学校の入試について

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入試種類は総合型選抜(旧AO入試)、学校推薦型選抜、一般選抜など。出願開始日は選別及び学校によって異なります。総合型選抜を選択する場合はエントリー受付開始日に注意。早い学校は5月から受け付けます。

●トピックス

  • 2026年4月入学者対象専門学校の入試が本格的にスタート
  • 総合型選抜:多くの学校でエントリー受付中

専門学校入試のしくみと出願の流れ

入試の種類
「総合型選抜」(旧AO入試))「学校推薦型選抜」「一般選抜」など。総合型選抜では、事前に入学の意思を伝える「エントリー制度」があります。
話題のワード:年内入試
最近では、年内に合格・入学手続きを済ませる「年内入試」を選ぶ人が増えており、学校によっては入学者の9割近くが年内入試の受験者というという例もあります。

どんな入試がある?

専門学校の代表的な入試方式解説

専門学校の入試にはいくつかの種類があり、学校によって実施方法や時期が少しずつ異なります。ここでは、多くの学校で採用されている代表的な入試方式をご紹介します。

1.総合型選抜旧:AO入試

多面的に評価する入試方式
学力試験だけでなく、面接、書類審査、実技試験などを通じ、多面的に評価する入試方式です。学業成績に加えて、部活動やボランティア経験、将来の目標なども評価対象となるため、意欲や適性を重視する傾向があります。
各種特典がある場合も
総合型選抜での受験生には、選考料や学費の一部が免除されるなど、学校が特典を設けている場合もあります。詳細は学校公式ホームページまたはパンフレットで確認しましょう。
早めの行動がカギ!
総合型選抜(旧:AO入試)は、他の入試方式に比べてスタートが早いのが特徴です。学校によっては、5月からエントリーを受け付けているところもあり、進路選択はスピードが重要になります。

総合型選抜では、提出書類や面接対策が早めに必要です。エントリーに必要な書類は、高校の進路指導室や担任の先生と相談して準備を進めましょう。

2.推薦型選抜

指定校推薦と公募推薦の2種類
ちらも、学力試験だけでなく、人物や活動実績を含めた総合的な評価が行われるのが特徴です。
指定校推薦
特定の高校に割り当てられた推薦枠に基づいて実施される方式です。対象となるのは、その高校に在籍する生徒で、学校長の推薦が必要です。
公募推薦
特定の高校に限定せず、希望するすべての受験生が出願できる推薦方式です。評定平均や活動実績など、一定の条件を満たすことで出願が可能になります。

3.一般選抜

学力試験の結果に基づいて評価される方式
筆記試験や面接が行われるのが一般的で、学校によっては実技試験課される場合もあります。この方式では、高校での学習成果=学力が重視されるため、日頃の学習の積み重ねが合否に大きく関わります。総合型選抜や推薦型と比べて、出願時期が遅い傾向にあります。

4.社会人選抜

会人を対象とした入試方式
職務経歴や社会経験が評価されるため、学業成績だけでなく実務での実績や意欲が問われます。選考は、面接や書類審査が中心ですが、学校によっては小論文や課題提出などを求められることもあります。
専門学校の入試出願スケジュール

入試回数

専門学校は大学に比べて規模が小さく、定員も少ないため、入試の種類が限られることが一般的です。ただし、入試の回数が多く、出願受付期間が長い点が特徴です。チェックリストのポイントを確認して、余裕を持った出願準備を進めましょう。

  • 願書受付の開始日と出願期間を確認する
  • 願書提出時に必要な費用を確認する
  • 提出書類の内容を確認する。必要に応じて高校の先生に依頼する
  • 受験日・試験会場・合格発表日のスケジュールを把握する
  • 入学手続きに必要な内容・期限を確認する
出願期間試験日合格発表日

専門学校の入試のしくみや出願スケジュールは学校によって異なります。進学で後悔しないためには、早めの情報収集と確認が不可欠です。

オススメ情報確認方法

総合型選抜エントリーとはどのようなものですか?

総合型選抜(旧AO入試)でよく用いられる方式で、出願の前に受験の意思を学校に伝える「事前手続き」です。このエントリーの段階では、次のような内容が求められるのが一般的です:

・志望理由書や活動報告書の提出

・面接や書類審査の実施

学力試験だけでなく、意欲や適性、将来の目標などが重視されるのが特徴。エントリーを通じて学校と受験者の相互理解を深めることが目的とされています。

年々入試、年内合格とは?

「総合型選抜」や「学校推薦型選抜」など、早期に実施される入試方式を通じて、年内に合格を決める進学スタイルのことを指します。専門学校でもこの流れは年々一般化しており、高校3年生の秋〜冬に進路が確定するケースが増えています。

大学の状況(比較情報)
公的データによると、私立大学では約60%の学生が年内に合格しているとされています。総合型選抜は国公立大学でも実施しています。専門学校に関する同様の統計データは現在確認できていませんが、実際の入学傾向として「年内決定型」が広まりつつあります。[ 参考 ] 令和6年度国公私立大学入学者選抜実施状況の概要をチェックして見る]

高校2年生のみなさんへ 早期進路準備

総合型選抜のエントリー受付は、多くの学校で6月から始まります。早めの進路準備と情報収集が大切です。インターネットを活用して、必要な情報を効率よく集めましょう。


外国人留学生の方へ

外国人留学生選抜では、日本語能力試験、面接、書類審査を通じて、学力、日本語能力、適応力が評価されます。日本語学校を卒業した方や、日本国内に長期滞在している方が対象となる場合もあります。
2024 年 5 月 1 日現在、専門学校で学ぶ 外国人留学生は 76,402 人。コロナ後1年間で +64.9 % と急回復し、留学生全入学者のおよそ2割を占めています。留学生が選ぶ専門学校の修業年限が多くの場合2年制とした場合、入学者は3万5千人前後と推測できます。

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