専門学校の入試について

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専門学校入試のしくみと出願の流れ
専門学校の入試には、「総合型選抜(AO入試)」「学校推薦型選抜」「一般選抜」などの種類があります。最近では、年内に合格・入学手続きを済ませる「年内入試」を選ぶ人が増えており、学校によっては入学者の9割近くが年内入試の受験者というケースもあります。
総合型選抜では、事前に入学の意思を伝える「エントリー制度」があり、早い学校では5月から受付が始まることもあります。また、年内入試を選ぶことで、選考料や学費の一部が免除されるなど、学校側が特典を設けている場合もあります。
どんな入試がある?専門学校の代表的な入試方式を解説
専門学校の入試にはいくつかの種類があり、学校によって実施方法が少しずつ異なります。ここでは、多くの学校で採用されている代表的な入試方式をご紹介します。
1.総合型選抜
学力試験だけでなく、面接、書類審査、実技試験などを通じ、多面的に評価する入試方式です。
学業成績以外にも、部活動やボランティア経験などを重視しており、幅広い能力や意欲を持つ学生に適しています。
2.推薦型選抜
指定校推薦と公募推薦の2種類があります。
どちらも学力だけでなく、人物や活動実績を総合的に評価する方式です。
指定校推薦:特定の高校に割り当てられた推薦枠に基づき、その高校の生徒が対象となる方式です。
公募推薦:特定の高校に限定せず、広く募集される推薦方式です。
学校によって選考方法や推薦条件が異なるため、出願前に必ず募集要項で確認しましょう。
3.一般選抜
一般選抜は、主に学力試験に基づいて評価する入試方式です。
筆記試験や面接、場合によっては実技試験が行われ、応募者の学力や適性が総合的に判断されます。特に学業成績が重視されるため、高校での学習成果が直接反映される方式とも言えます。
4.社会人選抜
社会人選抜は、一定期間の就業経験を持つ社会人を対象とした入試方式です。
職務経歴や社会経験が評価されるため、学業成績だけでなく実務での実績や意欲が問われます。一般的には面接や書類審査が中心ですが、学校によっては小論文などを課す場合もあります。
各学校によって入試の名称や実施時期、出願方法が異なる場合があります。気になる学校があれば、必ず公式サイトや募集要項で確認しましょう。
📌総合型選抜(AO入試)は、他の入試よりも早い時期に動き出すのが特徴です。
早い学校では5月からエントリー受付が始まるため、🧭準備は3年次進級時点から必要です。最近は、エントリーから出願・面接・合格までを年内に完了する「年内入試」が増えています。
入学者の大半がこの方式を使っている学校もあり、出願の早さがチャンスにつながると言えます。
さらに、早期出願者に対しては、選考料免除、学費一部免除などの“支援特典”を設けている学校も多くあります。

この図のように、総合型選抜(AO入試)は早い学校で5月、6月からエントリーが始まり、出願・試験・合格・手続きが年内に完了する場合もあります。出願時期や手続きの流れは学校ごとに異なるため、早めの情報収集が進路成功のカギになります。
入学願書や提出書類を準備する
専門学校は大学に比べて規模が小さく、定員も少ないため、入試の種類が限られることが一般的です。ただし、入試の回数が多く、出願受付期間が長い点が特徴です。
🔹 1. 入学願書受付開始日と出願期間の確認
各学校の受付開始日と締切を確認し、期限を守るようにしましょう。
🔹 2. 提出書類の準備と依頼
提出が必要な書類を確認し、早めに準備を始めましょう。学校や職場に依頼が必要な書類がある場合は、余裕を持って対応してください。
🔹 3. 入学願書提出時に必要な費用の確認
願書提出時には、受験料や手数料が必要な場合があります。事前に必要な金額を確認し、準備しておきましょう。
🔹 4. 受験日・合格発表日の確認と入学手続き
受験日と合格発表日をスケジュールに記載し、忘れないようにしましょう。合格後の入学手続きに必要な準備も忘れずに行います。
情報を集めて、しっかり比較しよう!専門学校選び4つの基本
専門学校の入試のしくみや出願スケジュールは学校によって異なります。「この学校、良さそう!」と思っても、入試時期・出願方法・学費・支援制度が学校ごとにバラバラというのが現実です。進学で後悔しないためには、早めの情報収集と確認が不可欠です。以下の4つの方法で、あなたにぴったりの専門学校を見つけましょう!
年々入試、年内合格とは?
「総合型選抜」「推薦型選抜」受験で専門学校入学を決める人が増加しています。年内に合格証を手にする受験生は、大学や短大でも同じように見られます。公的データを見ると、私立大学の年内入試は約60%に達しています。総合型選抜は国公立大学でも実施しています。私立大学同様の専門学校に関する公的データをナレッジステーションでは確認できません。専門学校でも「年内に進路が決まる」流れが一般的になりつつあります。早めの行動が、希望する進学を実現するカギになります。
[参考:令和6年度国公私立大学入学者選抜実施状況の概要をチェックして見る]
エントリーとは?
総合型選抜でよく用いられる方式です。入試の第一歩です。志望理由書や活動報告書を提出し、受験の意思を示します。この段階で、面接や書類審査が行われ、学力だけでなく、応募者の意欲や適性が評価されます。
高校2年生のみなさんへ
早期進路準備
多くの専門学校では、総合型選抜のエントリー受付が6月から始まります。早めの進路準備と情報収集が大切です。インターネットを活用して、必要な情報を効率よく集めましょう。

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外国人留学生の方へ
外国人留学生選抜とは、外国籍の留学生を対象とした入試方式です。この入試では、日本語能力試験、面接、書類審査を通じて、学力、日本語能力、適応力が評価されます。日本語学校を卒業した方や、日本国内に長期滞在している方が対象となる場合もあります。
- To International Students Wishing to Enroll in Japanese Vocational Schools and Universities
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