専門学校で学ぶ費用

専門学校で学ぶ費用
専門学校で学ぶための費用は、地域や教育分野によって大きくことなります。東京の商業分野の学校では、初年度でおよそ120万円〜180万円程度が目安です。初年度費用は「入学金」+「学納金」(授業料・施設費などが含まれています)の区分です。医療・美容・調理などの系統では、教材費や道具代が別途必要になることもあります。また、学費の納入方法や分割制度、奨学金の利用可否も学校によって異なるため、早めの確認が大切です。
専門学校で学ぶために必要な費用項目
No | 場面 | 項目 |
1 | 出願時 | 選考料(出願料) |
2 | 入学時 | 初年度納入金(入学金+学費) |
3 | 卒業迄 | 初年度納入金+修業年限ごとの学費 |

学費・奨学金制度などの確認方法:3つのステップをご案内します
進学を検討するうえで、学費や奨学金制度の詳細はとても重要です。以下の方法で、必要な情報を具体的に確認しましょう。
通学スタイルで変わる、かかる費用の違い
専門学校への通学は、自宅から通う人と一人暮らしをしながら通う人に分かれます。
自宅通学では、主に交通費がかかりますが、住居費が不要な分、経済的な負担は軽めです。
一方、一人暮らしの場合は、家賃・光熱費・食費・生活用品代などの生活費が加わります。学校によっては、学生寮の案内や住まい探しのサポートをしているところもあります。
進学先の地域とあわせて、通学スタイルに応じた費用もイメージしておくことが大切です。
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修学支援新制度(高等教育無償化)
高等教育への進学に関しては、数年前にそれまでの状況と比較して、劇的な変化をもたらす国の支援制度が導入されました。専門学校においても、大学と同様に「給付型奨学金」と「授業料・入学金減免」を含む修学支援制度(高等教育無償化)が利用可能です。しかし、この支援を受けるためには一定の要件を満たす必要があります。詳細については、日本学生支援機構のホームページで確認するか、または志望校に直接問い合わせてください。
「奨学金の申込資格や支給額、申込方法を知りたい」日本学生支援機構本学生支援機構)のページをご案内します。
「えっ、そんな制度あるの?」-企業の返済
社員が学生時代に借り入れた奨学金を、企業が代わって返済する日本学生支援機構の「奨学金返還支援制度」は、2024年12月時点で約1千社によって利用されています。この制度に参加している各業種の企業名は、日本学生支援機構のホームページに掲載されています。
専門学校卒業後の進路:就職、大学編入学など
「令和6年度学校基本調査」(文部科学省)で見ると、専門学校卒業者は219,661人となっています。
卒業者の主要進路は就職。具体的な就職先の確認は学校公式ホームページの利用がオススメです。
専門学校卒業後の大学編入学
「令和6年度基本調査」を見ると専門学校卒業後の大学編入学者は1,101人と示されています。(詳細)

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