専門学校と外国人留学生のいま

専門学校と外国人留学生

専門学校で学ぶ 外国人留学生は 76,402 人

2024 年 5 月 1 日現在、専門学校で学ぶ 外国人留学生は 76,402 人。コロナ後1年間で +64.9 % と急回復し、全入学者のおよそ2割を占めています(出典:JASSO「外国人留学生在籍状況調査」)

在学段階令和6年度留学生数
留学生数(人)人数(人)増減率(%)
大学院58,2152,6764.8
大学「学部)87,4217,0598.8
短大3,2651,31067.0
高等専門学校50651.0
専門学校76,40230,07764.9
準備教育課程3,658▲215▲5.6
日本語教育期間107,24116,52218.2

国・地域別の留学生数 — トップ5

JASSO が公表した 2024 年 5 月 1 日 時点の留学生統計(すべての高等教育機関の合計)によると、上位 5 か国は次のとおりです。
専門学校単独の国別データは公開されていませんが、専門学校の留学生も ほぼ同じ順位・顔ぶれで構成されています東京都専修学校協会調査でも中国・ネパール・ベトナムが上位を占有)。

順位国・地域留学生数国・地域
1中国123,485 人+ 6.9 %
2ネパール64,816 人+ 71.1 %
3ベトナム40,323 人+ 11.0 %
4ミャンマー16,596 人+ 113.5 %
5韓国14,579 人▲ 2.5 %

専門学校生徒数と留学生の割合

指標出典人数構成比
外国人留学生
(専修学校専門課程)
A76,402 人
専門学校生徒総数B558,255 人100 %
留学生が占める割合AB比較13.7 %7.3 人に1 人が留学生

データ出典

A: JASSO「2024(令和6)年度外国人留学生在籍状況調査」

B: 文部科学省「令和6年度 学校基本調査」

入学ルートは 2 通り

日本の専門学校に進む外国人留学生の道筋は、① 母国から直接出願② 日本語学校を修了してから出願の 2 タイプです。首都圏では後者が約7 割を占め、ビザ手続きと日本語力強化を並行できるのがメリットです。一方、直接出願はJLPT N2 以上などの語学要件を満たせば来日前に合格を確定でき、時間と学費を節約することができます。

JLPT N2

JLPT N2 は「大学講義やビジネス会話を日本語でこなすのにほぼ不自由しない」ことを示す資格です。専門学校・大学への直接出願や、就職・在留資格の取得で有利になるため、多くの外国人留学生が目標にしています。

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