学生生活支援制度（専門学校）

専門学校の奨学金・修学支援制度ガイド

専門学校進学を考えているけれど、学費が心配…そんな方に朗報です。
修学支援新制度なら

✅ 授業料・入学金が免除または減額
✅ 返済不要の給付型奨学金を支給
✅ 卒業後の返済義務なし

この制度は、令和2年（2020年）4月にスタートした国の支援制度で、従来の貸与型奨学金とは全く異なる、画期的な仕組みです。

従来の支援との違い

支援制度	授業料・入学金	生活費	卒業後の返済
修学支援新制度	免除または減額	給付（返済不要）	不要
従来の貸与型奨学金	自己負担	貸与（返済必要）	必要

1 授業料・入学金の免除または減額

従来の奨学金（貸与型）は、学生が卒業後に返済する必要がありましたが、この新制度では、大学等に納める授業料と入学金が免除または減額されます。これにより、進学時の大きな経済的負担を軽減し、学生や保護者の不安を大幅に取り除きます。

2 返済不要の給付型奨学金の支給

生活費等に充てられる給付型奨学金（返済不要）が支給されます。これも従来の貸与型奨学金とは異なり、卒業後の返済義務がないため、学業に専念できる環境を整えるのに役立ちます。

修学支援新制度を利用できる学校

支援の対象となる大学・短大・高専・専門学校一覧の確認へ
文部科学省のホームページで検索

日本学生支援機構のホームページ

給付型奨学金の申し込み受付、審査、支給事務は、JASSO（日本学生支援機構）が担当しています。

JASSOで確認できること：

申請方法とスケジュール
家計基準（世帯収入・資産）
学業基準（成績要件）
支給額のシミュレーション

詳細は、JASSOのウェブサイトで確認できます。

「奨学金の申込資格や支給額、申込方法を知りたい」（JASSO）

えっ、そんな制度あるの？

日本学生支援機構の「奨学金返還支援制度」

社員が学生時代に借り入れた奨学金を、企業が代わって返済する日本学生支援機構の「奨学金返還支援制度」は、2024年12月時点で約1千社によって利用されています。
この制度に参加している各業種の企業名は、日本学生支援機構のホームページに掲載されています。

よくある質問

Q1: 誰が対象になりますか？
A: 住民税非課税世帯およびそれに準ずる世帯の学生が対象です。世帯年収の目安は、JASSOの「進学資金シミュレーター」で確認できます。
Q2: いつ申し込めばいいですか？
A: 高校3年の春〜夏に予約採用に申し込むのがおすすめです。詳しくは高校の進路指導室で確認してください。
Q3: 専門学校ならどこでも対象ですか？
A: いいえ。文部科学省が認定した学校のみが対象です。進学希望校が対象かどうかは、文科省のリストで確認してください。
Q4: 他の奨学金と併用できますか？
A: はい、日本学生支援機構の貸与型奨学金などと併用可能です。

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