調理師の資格と学校 – plus

調理師の資格制度、調理師になるための学校情報、関連情報(職業情報)などをまとめています |
基本情報:調理師
資格名 | 調理師 |
よみ | ちょうりし |
資格区分 | 国家資格 |
所管官庁 | 厚生労働省 |
関連制度・特徴 | 調理師は、各都道府県知事が発行する免許により、飲食店や給食施設などで食品の調理・衛生管理を専門に行う国家資格です。 |
厚生労働省の指定する調理師養成施設(専門学校・短期大学など)で、所定のカリキュラムを修了すると、国家試験を受けずに調理師免許の申請が可能です。 | |
調理師は、飲食店やホテル、病院、福祉施設、学校給食など、さまざまな現場で食事の提供を担います。おいしさだけでなく、安全で栄養バランスのとれた食事づくりを通じて、人々の健康を支える役割が求められています。 | |
資格と仕事 | ▢ 業務独占資格 「名称独占資格」とは、資格を持たない人がその名称を使って業務を行うことができない制度です。調理師はこの制度に該当し、「調理師」の名称を用いて飲食店や給食施設などで業務を行うには、都道府県知事が発行する免許が必要です。調理師養成施設で所定の課程を修了し、各自治体に申請することで免許が交付され、国家試験は不要です。 調理師は、飲食業界を中心に多様な分野で必要とされる国家資格であり、食の安全性や栄養管理が重視される中で、今後も一定のニーズが見込まれています。 |
仕事概要 | 調理師は、食材の選定から調理、衛生管理までを担う「食のプロフェッショナル」です。栄養や味、見た目のバランスを考えながら、安心・安全でおいしい料理を提供することが求められます。活躍の場は、レストラン・ホテル・病院・学校給食・福祉施設・社員食堂など多岐にわたり、チームでの大量調理や個人に合わせた献立づくりにも携わります。食を通じて人々の健康や生活の質を支える、やりがいのある仕事です。 |
資格取得までの流れ
- 厚生労働省指定の調理師養成施設(専門学校・短期大学など)に入学
- 所定のカリキュラム(調理・衛生・栄養など)を修了
- 国家試験は不要。卒業と同時に申請資格を得る
- 都道府県知事に免許申請し、調理師として登録される
資格:調理師 取得を目指せる学校
調理師を目指すには、厚生労働省が指定する「調理師養成施設」に進学し、所定の課程(1年以上)を修了することで、調理師免許の申請資格を得ることができます。養成施設の多くは専門学校で、調理技術や食品衛生、栄養学などを体系的に学びます。一部の短期大学でも取得可能な場合がありますが、設置数は限られています。調理実習を中心とした実践的なカリキュラムが特徴で、現場で即戦力として活躍できる人材の育成を重視しています。
参考情報-外部情報リンク
どんなことを学ぶの?
学び目的、入学時から卒業までの学習が分かる情報公開校のご紹介。リンクページから学び体系がつかめます。ご参照ください。 |
調理師 養成課程のカリキュラム体系
学びのステージ | 主な科目・内容 |
専門基礎科目 | – 栄養学、食品学、公衆衛生学、調理理論、食品衛生学など |
実習科目 | -基礎調理実習、集団調理実習、衛生管理実習、学外実習(給食施設・飲食店など) |
教養・一般科目 | – 食文化論、接遇マナー、衛生法規、コミュニケーション技法など(学校により異なる) |
調理師養成課程では、厚生労働省の指定基準に基づき、資格取得に必要なカリキュラムや実習内容が定められています。基礎から応用まで幅広い知識と技能を習得できるよう設計されており、学校ごとに「食育」や「現場力」に重点を置いた独自の教育内容が用意されています。
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