歯科技工士の資格と学校 – plus

技工士の資格制度、技工士になるための学校情報、関連情報(職業情報)などをまとめています

基本情報歯科技工士

資格名歯科技工士
よみしかぎこうし
資格区分国家資格
所管官庁厚生労働省
関連リンク歯科技工士国家試験の概要
関連制度・特徴国家試験の合格率は例年90%前後と比較的安定しています
医療系国家資格の中では再就職のしやすさもあり、技術職としての専門性が評価されています
高齢化による入れ歯や補綴物の需要増、審美歯科の関心の高まりにより、今後も一定の需要が見込まれます
資格と仕事業務独占資格
「業務独占資格」とは、特定の業務を有資格者だけが行える制度です。歯科技工士はこの制度に基づく国家資格であり、歯科医師の指示により、義歯(入れ歯)やクラウン(被せ物)などの補綴物・矯正装置の製作・加工・修理などを行うことが法律で定められています。
仕事概要歯科技工士は、歯科医師の指示に基づき、患者の口腔内に装着される補綴物(義歯、クラウン、ブリッジなど)や矯正装置、インプラントの上部構造などを製作・加工・修理する専門職です。主な勤務先は歯科技工所や歯科医院、歯科大学附属病院などで、高度な技術と精密な作業が求められます。高齢化による義歯の需要増や、審美歯科・インプラント治療の普及により、歯科技工士の役割は年々広がっています。人と接する機会は少なめですが、医療現場を支える縁の下の力持ちとして重要な存在です。

歯科技工士 国家試験の実施時期(目安)

試験回数(年)1回
試験実施月日毎年 2月中旬
合格発表日毎年 3月下旬

📝 具体的な過去日程

回数年度(実施年)試験日合格発表
第10回令和7年(2025)2月16日(日)3月26日(水)

第10回 歯科技工士 国家試験の合格発表

出願者数受験者数合格者数合格率
733人684人93.3%

資格取得までの流れ

  1. 歯科技工士養成課程のある学校(専門学校、大学)に入学
  2. 所定の単位を修得し、臨床実習を含むカリキュラムを修了
  3. 卒業後、年1回実施される歯科技工士国家試験を受験
  4. 合格すると、厚生労働大臣より免許証が交付される

資格:歯科技工士 取得を目指せる学校

歯科技工士を目指すには、厚生労働省の指定を受けた「歯科技工士養成所」に進学し、所定の課程を修了する必要があります。養成機関には「専門学校」や「大学」があり、いずれも国家試験の受験資格を得るためのカリキュラムが整備されています。大学では、歯学部附属の専攻や学科として設置されている例が多く、専門学校では実習を重視した実践的な教育が行われています。学校ごとに教育内容や使用する設備に違いがあるため、自分に合った学び方を選ぶことが大切です。

学校種検索結果(学校一覧)
専門学校歯科技工系学校一覧
大学学科からの逆引き大学検索結果
大学歯学系統の大学検索結果

歯科技工士の仕事:

job tag – 厚生労働省

歯科技工士どんな仕事

歯科技工士は、歯科医師の指示に基づき、入れ歯(義歯)や差し歯、クラウン(被せ物)、ブリッジ、矯正装置などの歯科補綴物(ほてつぶつ)を設計・製作・修理する専門職です。主な勤務先は歯科技工所や歯科医院、大学病院などで、手先の器用さや精密作業への集中力が求められます。また、近年ではCAD/CAMなどのデジタル技術の導入により、機器操作やITスキルも重要になりつつあります。

▼職業プロフイールサマリー

項目データ
就業者数39,320
労働時間167時間
賃金(年収)454.4万円(40.9歳)
求人賃金(月額)最新情報はjob tagへ
有効求人倍率最新情報はjob tagへ

🔗 掲載した就業者数・年収などの職業データは、厚生労働省の職業情報提供サイト(job tag)に基づいています。詳細・最新情報は下記リンクをご覧ください。

日本歯科技工士会

歯科技工士とはどんな仕事

歯科医療の一端を担う医療技術専門職です。歯科医師の指示書にしたがって、入れ歯、歯の被せ物、歯の詰め物、矯正装置などの作成や加工、修理を行います。


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