専門学校の入試について

ご注意ください

総合型選抜を選択する入試はエントリー受付開始日に注意。早い学校は5月から受け付けます。

専門学校入試の種類と選び方

入試にはいくつかの種類があり、学校によって実施方法や時期が少しずつ異なります。

多くの学校で採用されている代表的な入試方式

総合型選抜(旧:AO入試)
□ 学校推薦型選抜
□ 一般選抜


総合型選抜旧:AO入試

多面的に評価する入試方式

学力試験だけでなく、面接、書類審査、実技試験などを通じ、多面的に評価する入試方式です。部活動やボランティア経験、将来の目標なども評価対象となるため意欲や適性を重視する傾向があります。

早めの行動がカギ!
総合型選抜は、他の入試方式に比べてスタートが早いのが特徴です。学校によっては、5月からエントリーを受け付けているところもあります。エントリーに必要な書類は、高校の進路指導室や担任の先生と相談して準備を進めましょう。

推薦型選抜

指定校推薦
特定の高校に割り当てられた推薦枠に基づいて実施される方式です。対象は、その高校に在籍する生徒で、学校長の推薦が必要です。

公募推薦
特定の高校に限定せず、希望するすべての受験生が出願できる推薦方式。評定平均や活動実績など一定の条件を満たすことで出願が可能です。

一般選抜

学力試験の結果に基づいて評価される方式

筆記試験や面接が行われるのが一般的で、学校によっては実技試験課される場合もあります。この方式では、高校での学習成果=学力が重視されるため、日頃の学習の積み重ねが合否に大きく関わります。

社会人選抜

職務経歴や社会経験が評価されるため、学業成績だけでなく実務での実績や意欲が問われます。

専門学校の入試出願スケジュール

話題のワード:年内入試

最近では、年内に合格・入学手続きを済ませる「年内入試」を選ぶ人が増えており、学校によっては入学者の9割近くが年内入試の受験者というという例もあります。

年内に合格を決める進学スタイルは、専門学校でもこの流れは年々一般化しており、高校3年生の秋〜冬に進路が確定するケースが増えています。

入試回数

入試回数の多さと出願期間の特徴

専門学校は大学に比べて規模が小さく、定員も少ないため、入試の種類が限られることが一般的です。
ただし、入試の回数が多く、出願受付期間が長い点が特徴です。

入試出願チェックポイント

チェックリストのポイントを確認して、余裕を持った出願準備を進めましょう。

  • 願書受付の開始日と出願期間の確認
  • 願書提出時に必要な費用を確認
  • 提出書類の内容を確認(高校の先生に相談)
  • 受験日・試験会場を確認
  • 合格発表日を確認
  • 入学手続きに必要な内容・期限を確認

必要な情報:募集要項

募集要項には入試、学費、各種制度などが掲載されています。❶資料請求(案内書に同封されています)または❷学校公式ホームページで確認してください。

Q: 総合型選抜エントリーとは?

総合型選抜(旧AO入試)でよく用いられる方式で、出願の前に受験の意思を学校に伝える「事前手続き」です。このエントリーの段階では、次のような内容が求められるのが一般的です。

・志望理由書や活動報告書の提出
・面接や書類審査の実施


高校2年生のみなさんへ 早期進路準備

総合型選抜のエントリー受付は、多くの学校で6月から始まります。早めの進路準備と情報収集が大切です。
インターネット(ナレッジステーション)を活用して、必要な情報を効率よく集めましょう。


外国人留学生選抜では、日本語能力試験、面接、書類審査を通じて、学力、日本語能力、適応力が評価されます。日本語学校を卒業した方や、日本国内に長期滞在している方が対象となる場合もあります。2024 年 5 月 1 日現在、専門学校で学ぶ 外国人留学生は 76,402 人。コロナ後1年間で +64.9 % と急回復し、留学生全入学者のおよそ2割を占めています。留学生が選ぶ専門学校の修業年限が多くの場合2年制とした場合、入学者は3万5千人前後と推測できます。

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